Koanaのこばなし #1｜教会で覚えた、音楽のやさしさ

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留学中、友人に連れて行ってもらった教会での体験を、今もふと思い出す。

声を出すたびに、ストレスや感情が少しずつほどけて、心が澄んでいくのを感じた。
教会という場所そのものが、人の痛みを受けとめる空間のように感じた。

礼拝の言葉はよく分からなくても、歌とハーモニーを通じて、
人とつながる感覚、誰かの想いに共鳴する感覚があった。

音楽には、言葉以上に“通じる”力がある気がする。
そしてそれは、わたしにとっての「信じる」の原点だったかもしれない。

あの日の空気を思い出すたび、
信じることは、きっと誰かと響き合うことなんだと感じる。

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※この記憶がよみがえったのは、
「Yah Mo B There」という曲について書いたときでした。