名前よりも、こころに残った音──“AOR”という言葉のまえに。
“AOR”という名前を知る前から、その音たちに恋をしていた――。Gentle Wavesのはじまりをたどる記憶。
“AOR”という名前を知る前から、その音たちに恋をしていた――。Gentle Wavesのはじまりをたどる記憶。
忘れようとして、忘れられなくて──。Michael McDonaldの名曲「I Keep Forgettin’」のファンキーなリズムに“本音”がにじむ。
イントロは、秘密がはじまる音。揺らいだコーラスに、隠しきれない想いがにじむ──本当の気持ちは、そんな音にこそ宿るのかもしれない。
ほんの少しだけ“信じてみよう”と思えたとき、魔法が動き出す。America「You Can Do Magic」の軽やかなリズムが、そっと心に魔法をかける――
愛に気づくのはいつも少しあと。80年代AORの名曲、Air Supply「Lost in Love」は、やさしさを思い出させてくれる。
忘れられない声が夜の記憶をそっと揺らす。失った恋の余韻と諦めきれない想いが切なく響く、Player「Baby Come Back」。