2025-11-16
冷たい風にふれるたび、
気持ちがすこしだけ澄んでいく。
冬の入り口って、やわらかい。
冷たい風にふれるたび、
気持ちがすこしだけ澄んでいく。
冬の入り口って、やわらかい。
ぬくもりは、
いつも静けさの中にある。
風の音が、昨日とは違って聞こえる。
たぶん、それは自分の心が変わったから。
心の中にも、秋がある。
静けさの中で、やさしく色づいていく。
今日の終わりが早くても、
光は、ちゃんと心の中に残っている。
夕暮れが長く感じる日。
心の奥まで、オレンジが差し込むよう。